第17回 ずんだコン　ピーカーブーオンリーコン

◯ シナリオ概要

最近学校ではコックリさんが大流行。こっくりさんというオバケがなんでも質問に答えてくれる、というものらしいけど普段からオバケがみえて友達になっているキミたちにとってはあまりピンとこない話だ。 そんなある日、オバケの長老から子ぎつねオバケを紹介されて……

最初は子ぎつねと遊んだり学校に行ったりと日常をやります。小学生やオバケのＲＰを楽しみたい方ぜひどうぞ！

◯ 備考

最初の方は遊び回るのでＲＰ多めだと楽しいです。皆でわいわいやりましょう！

◯ シナリオ概要

「おじいちゃん、お母さんが呼んでるよ」

「トモコ。みてごらん、バイクを作ったんだよ」

「こないだも見たよ、おじいちゃん。ドングリで作ったんでしょ」

 

夏休みが明けて、日焼けしたり、背が伸びたりした同級生たち。中には、1ヶ月見ない間に、すこし大人びた子もいます。君たちの友人のトモコもそのひとり。……ひょっとして、ちょっと元気がないのかな？

 

「トモコ、今日のは一味違うんだよ」

「ブラフシューペリアＳＳ１００！？ 実物！？ なんで！？」

「はっはっは」

「なんで？ なんで？ どうやったのー！？」

 

そんなある日、君たちが外で遊んでいると、散歩をしていたおじいさんにお菓子をもらいます。遊べるうちに、たくさん遊んでおくんだよ。友達を大切にね。そんなおじいさんを、トモコが迎えにきます。トモコは軽く手を振ると、おじいさんを連れて帰っていきました。

 

「トモコ～ はやくおじいちゃん呼んできてって言ったじゃない」

「お母さん見て！ バイク！」

「何？ 何もないじゃない。」

 

ご近所メルヒェンRPGピーカーブー 

 お葬式

 

おかえりなさい、ポチ。

―――ただいま。

◯ シナリオ概要

 

◆トレーラー

「ハローともだち、また来年」

「ハローともだち、去年植えたひまわりだよ」

「ハローともだち、聞こえるかい」

「ハロー、ハロー」

「ハロー」

 

あと何回、あの子との夏を過ごせるだろう？

 

ピーカーブー「夏のまぼろし」

 

それは、麦わら帽子でだましたひとしずく

 

◆概要

くすのき町にいるPCたちイノセントとスプーキーは、この町に里帰りで来た少年「田中 勇気」というイノセントと出会います。

どうやら彼は、自分が契約している「ムギ」という名のスプーキーが最近見えづらくなったと言います。そして、まだ見えている間にプレゼントを渡したいとも。

このシナリオは、笑顔で別れるためのプレゼントを探し、渡すお手伝いをするものです。

 

◯ シナリオ概要

 

あらすじ

小学6年生、小学校生活最後の3月、卒業式まであと1週間。ある子は地元の中学校に進み、ある子は私立や付属中に進む、そんな別れの季節。

そんなとき、イノセントたちの通う学校にある旧校舎の入り口が破られる。この校舎は古くて危ないから入ってはいけない、というだけではなかった。くすのき第一小学校に伝わる七不思議の1つ、『開かずの校舎が開くとき、みんなの夢が喰われる』。

七不思議の通り、夢を失っていく子どもたち。果たしてイノセントとスプーキーたちはみんなの夢を守ることができるのか？

 ◯ 備考

 

イノセントたちは全て卒業寸前の6年生という設定で作ってもらいます。また、将来の夢を決めてもらいます。

◯ シナリオ概要

 

2016年2月29日(月)、4年に一回のうるう日。

小学6年生のイノセントは卒業式を前にソワソワして、相棒のスプーキーは別れが近いと感じ始めている時期。

この日も、何事もなく学校に行き、放課後に遊び、真夜中に散歩し、布団にもぐる、幸せな一日であった。

 

翌日、イノセントとスプーキーが見たものは、2016年2月29日(月)の新聞やテレビ番組。

周りの大人や友達に「今日は3月1日じゃないの？」と聞いても、誰も彼もが「何を言っているんだ？」という反応であった。

信じられないが、今日は昨日と同じ一日を繰り返しているらしい。

この現象に気づいたのはイノセントとスプーキーのみ。

なぜこんなことになっているのか。

早く解決して明日を迎えないと……そう考えた君達にある考えが浮かぶ。

 

「この一日が続くなら、ずっと一緒にいられるのでは？」

 ◯ 備考

 

イノセントは小学6年生固定です。

◯ シナリオ概要

 

サウザンクロスに行けば

会いたい人にもう一度会える

忘れていたことを思い出せる

 

くすのき小学校に勤務するあなたは、

児童の間で流れているそんな噂話を耳にする。

 

それは所詮、子供の作った可愛らしい噂話。

現実はそんなに都合よく出来ていないって、大人のあなたはよく理解している。

大切な人を失った悲しみも、二度と会えない虚しさも

ぽっかりあいた思い出の寂しさも、忘れたことへの後ろめたさも

あなたのその心には深く刻まれているから。

 

ご近所メルヒェンRPGピーカーブー

「星に願いを、君に花束を」

でも、大人には、そんなものに縋りたくなる時があるんだ

 

PCハンドアウト

PC1 イノセント(ダメ大人)

　君は小学校の先生です。

　昔、恋人を亡くしてから君は恋というものに臆病になりました。君は今、同じ学校に勤務する先生から熱烈なアプローチを受けています。もう誰も好きになんてならないと決めていた君でしたが、その必死さに少しずつ心が動かされているのです。しかし、あと一歩、もう一度誰かを愛する勇気が足りません。

 

PC2　イノセント

　君は、くすのき第一小学校に教育実習で来ている大学生です。

　君には、どうしても思い出せないことがあります。それは小学生の時に「誰か」と「何か」した思い出です。その思い出は君にとって、とてもとても大切で温かい、素敵なものな気がするけれど、不思議なことに、これっぽちも覚えていません。ただ漠然と、大切な思い出を失っているような気持ちなのです。

 

PC3＆PC4　スプーキー

　君たちはまだ、イノセントと契約していないおばけです。

　お盆の間にだけ乗れる特別な汽車に乗ってサウザンクロスに行こうとしていた君たちは、切符を誰かに盗まれてしまいました。切符を取り返そうにも、イノセントを契約していない君たちは、人間の世界では思うように動けません。契約できるイノセントを探して小学校に行ってみたところ、なんと二人の“大人”のイノセントを見つけたのです。

 

 ◯ 備考

 

今回のシナリオのイノセントは、学校の先生と教育実習生の大学生です。小学生になりたい方には向かない卓です。また、人によっては「しんどいな」「つらいな」と感じるシナリオの展開になる可能性があります。それでも大丈夫な方は一緒に楽しく遊びましょう！！

◯ シナリオ概要

 

今回はピーカーブーの特徴である「小学生とオバケのコンビ」という部分の中でも、

「2人コンビを組むまで」という部分に注目しました。

つまり、「イノセントとなる小学生とスプーキーとなるオバケとの出会い」を中心としたシナリオを遊びます。

 

シナリオ序盤ではイノセントは通常の小学生であり、スプーキーは普通のオバケです。

そのためイノセントはオバケの姿を見ることはできませんし、スプーキーはイノセントに触れることはできません。

 

そんな2人がふとしたことをきっかけに出会い、契約を交わし、コンビとして共に歩むこととなります。

 

前半は主にロールプレイを中心としたコンビ間のやり取りを多めに、

後半は全員協力して巨大オバケ屋敷への挑戦をしてもらおうと思います。

 

普段は描かない「2人の出会い」をじっくりと演じたい方、

PCと同じように初めての「出会い」を楽しみたい方、お待ちしております。